ちょっと時間が開きましたが・・ まず結果です。
【世界選手権2008】
(女子シングル)
1 浅田真央(日本) 185.56
64.10(35.22/28.88)2 121.46(61.89/60.571)2
2 カロリーナ・コストナー(イタリア) 184.68
64.28(36.34/27.94)1 120.40(61.88/58.52)3
3 ヨナ・キム(韓国) 183.23
59.85(32.71/28.14/1)5 123.38(64.82/58.56)1
4 中野友加里(日本) 177.40
61.10(34.83/26.27)3 116.30(56.98/59.32)4
棄権 安藤美姫(日本)
59.21(31.93/27.28)8 ─
(男子シングル)
1 ジェフリー・バトル(カナダ) 245.17
82.10(44.07/38.03)1 163.07(84.29/78.78)1
2 ブライアン・ジュベール(フランス) 231.22
77.75(41.14/38.61/2)6 153.47(74.11/79.36)2
3 ジョニー・ウィアー(アメリカ) 221.84
80.79(42.64/38.15)2 141.05(67.21/73.84)5
4 高橋大輔(日本) 220.11
80.40(41.15/39.25)3 139.71(64.15/76.56/1)6
8 小塚崇彦(日本) 205.15
70.91(37.15/33.76)8 134.24(70.96/65.28/2)8
19 南里康晴(日本) 179.88
60.89(32.06/28.83)20 118.99(63.61/55.38)17
まず男子。
上位陣が次々に崩れる展開。 高橋大輔もこの流れに飲まれたのかメダルに手が届かず。。 でも小塚崇彦が8位に入ったことで 来年の世界選手権も日本は3人枠を守りましたね。
優勝争いは思いっきり守りに入ったセコい演技をしたブライアン・ジュベール(’07優勝者)が最後の最後でジェフリー・バトルに破れるという、ま それなりのドラマがありました。
ただ、 女子にも言えることですが とにかく今大会は”失敗合戦”のような荒れた展開だったので 優勝ラインの点数も低く、どうも締まらない印象のシーズンエンドの大会となったように思います。
さて女子。
2007優勝の安藤美姫が棄権。。 結果を見れば彼女にフツーの演技ができてれば”楽勝”で2連覇ができた展開でしたので惜しいといえばやはり惜しい。 春には肩の手術もウワサされてますが、来シーズンは良い身体の状態で臨んでほしいトコロです。
浅田真央はちょっと見た事が無いようなハデな転倒がありましたが(アタマ打たなくて良かった)、それでもなんとか優勝。 昨シーズンからISUランキング1位の座にいた彼女でしたが ここでようやく名実共に”世界一”の称号を得たことになります。
ワタシ的には今大会、一番光ったのは中野友加里でした。
フリーの演技を終えた段階ではメダル間違いなし!と個人的には思ったのですが、結果は4位と あと一歩届きませんでした。。
会場も彼女の演技にスタンディングオベーション、低いジャッジにブーイングでしたが・・ そーいえばグランプリファイナルでも彼女のジャッジには会場からブーイングが出てましたね?
ちょっと中野選手の詳細なジャッジスコアを検証してみましょう。 (フリーのみ)
総合4位 中野友加里
ショート 技術点 34.83 構成点 26.27 合計 61.10 3位
フリー 技術点 56.98 構成点 59.32 合計116.30 4位
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
総合得点 177.40 4位
−−技術点−−
技術要素 基礎点 加減点 得点
・(ジャンプ)3アクセル <3.5 -1.26 2.24
・(コンビネーションジャンプ)
3フリップ+2トゥ 6.8 0.0 6.8
・コンビネーションスピン
足変え無し レベル3 3.0 +1.07 4.07
・(ジャンプ) 3ルッツ 6.0 +0.43 6.43
・(ジャンプ) 3サルコウ 4.5 0.0 4.5
・フライングシットスピン
レベル3 2.3 +0.36 2.66
・コンビネーションスピン
足変え無し レベル4 3.0 +0.5 3.5
・スパイラルシーケンス
レベル4 3.4 +1.0 4.4
・(ジャンプ) 3フリップ <1.87* -0.39 1.48
・(コンビネーションジャンプ)
3トゥ+2トゥ+2ループ 7.48* +0.0 7.48
・サーペンタイン ステップ
レベル3 3.1 +0.5 3.6
・(コンビネーションジャンプ)
3サルコウ+2トゥ 6.38* +0.0 6.38
・コンビネーションスピン
足変えあり レベル3 2.3 +1.14 3.44
53.63 +3.35 56.98
フリー技術点合計 59.68
※ *マーク・・後半のジャンプ。基礎点が1.1倍になる
※ レベル ・・技の難易度 レベル4が最高
※ <マーク・・ジャンプの回転不足判定
−−構成点−−
構成点要素 得点(10点満点)
・スケート技術 7.50
・要素のつなぎ 7.21
・演技力 7.61
・振り付け 7.32
・曲の解釈 7.43
合計 37.07
荷重 1.6
フリー 構成点合計 37.07 × 1.6 = 59.32
結果から見れば中野選手はメダルまであと6点足りなかったワケですが、一番判りやすいミスは上表で「<」マークのある2つの失敗ジャンプ。。 まーTVで観てた分には判りませんでしたが 回転不足が取られてます。 コレではそれぞれ3回転→2回転の評価に下がりますので基礎点が3アクセル7.5→3.5、3フリップ6.05*→1.87* となりこれだけで8.18点も損してますよね。
そして中野選手のスコアでこれまでの大会でも見られた特徴(?)なのですが 加減点(GOE)が低い。。 特にジャンプのGOEが低いのですよ、いつも。 シロウト目にはおよそ質の悪いジャンプには見えないのですが何故なんでしょうねぇ。 ひとつ言われているのが彼女のジャンプの特徴”巻き足”、左ヒザが軸足に対して直角に曲がったように見えるジャンプの形です。コレが減点対象なのでは?という説もありますが・・ でもハッキリそんなコトが判ってればコーチ陣もいることだし とっくに矯正してるでしょうから、他にGOEが低い原因があるのかもしれません。
あとコレも良く言われるコトですが、3回転&3回転のコンビネーションジャンプが無い、というか 跳ぶこともあるのだけどまだ完成してはいないのか、今大会では跳びませんでした。コレが無いとやはり180点以上の得点はなかなか難しい。。
今回の総合得点177.40は彼女の国際大会ベストですが、実力で優勝を狙うならばやはりコンスタントに190点以上、メダルを狙うにも185点以上の得点が必要になります。 そのためには今回のスコア分析からも判るように 回転不足を取られないジャンプ、3回転&3回転のコンビネーションジャンプ、そして浅田真央、ヨナ・キムのようにGOEで10点ほどを稼ぐこと(ジャンプ等に失敗が無ければ)が必要になりますね。
詳細なスコアに興味がある方は こちらからDLできます。
ISU World Figure Skating Championships 2008
Links
・http://iceblue.cocolog-nifty.com/figure/
・イザ!ニュース
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アクセス解析を見ると 先日、このブログで”エロ”と一言書いたせいで、”フィギュアスケート エロ”の検索でウチに飛んでくるヒトが結構いるようで なかなか笑ってしまいました。^^;
(あと”武田奈也 大口”で来るヒトもちょくちょくいるようです。。)
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2008年03月28日
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